条件付き書式① セルの値(数字や文字)で書式を変更する
▢ 条件付き書式とは
セルの状況によって、セルの書式を自動的に変化させる仕組みのこと。
▢ セルの状況は3種類 (図1)
① セルの値(数字や文字)
② 全体に対する割合や状態 計算式の結果と同じ
▢ セルの値(数字や文字)の条件で色付けする。
条件:40より大きい 等 (簡単な使い方)(図2)
▢ 全体に対する割合や状態で書式を変更する
1.全体に対する割合や状態(データーバー)
① 全体の中でどれくらいかが一目でわかる(図1)①
② 重複する値(図2)②
③ 一意の値 (図3)
※ 重複する値をクリックすると一意の値が表示される
▢ 計算式の結果で書式を変更する
1.計算式の結果で書式を変更
<課題> 数値が30以上の時、その行に色を付ける場合
① 図1の通り、表を選択する。
その時のポイントは、左上(田中)をActiveにする。
② 図2の通り計算式欄
=$C2>30を入力
※ $C2と、Cを絶対、2を相対とする
2.その他
<課題>データーバーを応用し図3の様にグラフを表示。
① C列にB列のデータを参照
② C列にデータバーを表示
③ C列のデータを消すために
「棒のみ表示」にチェック 図4①
④ グラフの最大を100にしたい場合は、図4②を設定
チェックボックスで 条件付き書式 をオン/オフする
▢ チェックボックスのオン/オフでグラフをオン/オフする(図1,2)
1.チェックボックスの設定
① 開発タブ-挿入でフォームコントロールのチェックボックスを挿入。(図1、図2)
② 「コントロールの書式設定」を開き「リンクするセル」にセル番地を入れる。(図3)
③ チェックボックスのオン/オフで、セルにFalse/Trueが表示される
④ False/Trueの表示を消したい場合は、「セルの書式設定」で
「表示形式」-「ユーザー設定」を選択し、「種類」欄に“;;;”を入力すると表示が消える。
2.条件付き書式設定の設定
① E列の合計欄に「データバーを設定する」
E2~E11を選択し「条件付き書式」-「データーバー」を選択
② 「新しい書式のルール」の「次の数式を満たす場合に
「値を書式設定」欄に「=$F$1=false」を入力 (図4)
③ 「条件付き書式ルールの管理」で、「条件を満たす場合は停止」のチェックを入れる(図5)
土日と祝日の色を変える技(関数+条件付き書式)
ファイルをダウンロード
▢ 年月日データの土日だけで無く、祝日の色も変える。
① 土・日=TEXT関数と条件付き書式で対応
② 祝日=別sheetに祝日データベースと、TEXT関数、MATCH関数、ISERROR関数、
NOT関数を利用
▢ C,D列に土日の判定を入れる
① 書式に”aaa”を設定
② C列に土曜日判定の計算式を入れる。
=TEXT(+A2,”aaa”)=”土”
③ その計算式を、条件付き書式にコピーする
④ 条件付き書式の範囲を設定する
⑤ 土曜日と同じ要領(②~④)で日曜日を設定する
▢ E列に祝日判定の式を入れる
① A列の日付が祝日シートのB列(祝日)にあるか
判定するMATCH関数を利用
=MATCH(A2,祝日,0)
② MATCH関数はデータが無い場合エラーとなるのを利用
ISERROR関数を利用 =ISERROR(MATCH(A2,祝日,0))
上記の式はエラーの場合TRUEとなる為に反転する必要がある。
③ NOT関数で、 =NOT(ISERROR(MATCH(A2,祝日,0
④ 式③を条件付き書式にコピー
⑤ 条件付き書式の範囲を設定する
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