Excel 関数編

INDEX+MATCH 関数の合わせ技の極意を知る

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▢ INDEX+MATCHで関数組合せの極意を知ることができる。
 ① INDEX関数+MATCH関数を組み合わせて使う数式
 ② VLookUp関数では不可能なことができるから
 ③ 組み合わせて使うというイメージがわかるから

⃞ 数式を作る場合の考え方(あくまで考え方なので“.Fauls”等は式から外しています)

 ① 最終的に何ができるのかを考える(図1)
    ・参照したいのか? 計算したいのか?
    ・この関数を大枠(一番左)に書く

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 ② 引数の枠を考える(桜井の数値を調べる)
    ・INDEX(   ,   ) とイメージする(図2)
    ・INDEX(A2:A5, ?  )
   (※最終から考えること)
    ・INDEX(A2:A5,3)   (仮に3と仮定する)
    ※ 最後の3= MATCH(”桜井”,B2:B5)
      (INDEXの時と同じように考える)

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FILTER関数

▢ FILTER関数の書式(図1参照)
   FILTER(配列,条件,空の場合)
       ↓
  =FILTER(A2;C10,A2;A10=“田中”)
  を入力すると、図2が表示される。
  ※ ProPlasのみの機能

世界一やさしい OFFSET関数の徹底解説 

1.OFFSET関数

実務で役に立つ VLOOKUP関数応用 スゴ技①

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1.マスターにデーターが無い場合の対処法(図1)

  ① マスター側に広瀬という名前が無い場合の対処法

2.マスターの文字の最後に”␣”がある場合の対処法

 ② 図2のようにマスターの引数の文字に”␣”のような不要な文字がある場合。
 ③ 図3の通り&“*を付ける。
   *”はワイルドカード(後に続く文字は何でもよい)

3.マスターが月で検索元が年月日(図4)

 ① マスターが月(書式で月が入っている)で 検索元はyyyy/mm/dd形式の場合
 ② MONTHで月を抜き出す。

4.マスター側のデータが空欄の場合

 ① 図5のように名前に空欄があると、検索側に “0”が表示される場合。
 ② 図6の通り最後に &”” を付ける

5.マスターの文字と検索元の文字が違う①(図7)

 ① 検索元とマスターの文字が図7のように違う
   ・検索元:BCD-822(前と後ろを”-”でつないでいる)
   ・マスター:AB や ABC等文字数が違う
 ② LEFT関数とFIND関数の合わせ技で対応

6.マスターの文字と検索元の文字が違う②(図8)

 ① マスターの文字が図8の通り検索元の文字と違う
   ・検索側:100-QAZ(数字-文字)但し100は文字
   ・マスター側:100(数字)
   ・VALUE関数で文字の100を数字に変換
 ※ もっと簡単な方法
 ② 文字に“*1”を掛けて数字に変換
 ③ 文字に“+0”を足して数字に変換

練習問題 月の合計を求める ①

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〔問題〕
A列にランダムな日付が200個あります。 これらの日付とB列の数値から、D列とE列に月別の集計をしてください。なお、A列B列の表はテーブル形式になっています。

[解決策①]

〔解決策①のポイント〕
  ① A列B列をテーブルにする。 
  ② D列の月に2020/1/1(シリアル値)を入れ、表示形式で1月を出す。
  ③ SUMIFS関数、IF関数、EOMONTH関数の合わせ技を使う。

[解決策②]

〔解決策(2)のポイント〕
  ① A列B列をテーブルにする
  ② E列の数式を配列数式にする
  ③ E列の数式={=SUM(IF(MONTH(Data2[日付])=D2,Data2[数値],0))}

[解決策③]

[解決策③]のポイント〕
  ① A列B列をテーブルにする 
  ② ピボットテーブルを使う。 
  ③ ピボットの表示位置を「既存のワークシート」 開始位置をD1にする。

Excelの上級者はROW関数を使っている

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ROW関数の活用①

▢ A-001-01の“001”の部分を連続にしたい。(図1)
  ① =“A-”&TEXT(ROW(),”000”)&”-01”
  ② チェック欄の〇で挟まれた間の数値を合計(図2)

ROW関数の活用②

▢ AB列をテーブル化
  ① C列で〇の行番号を取得
  ② F列で最小値(F1)、最大値(F2)を求める
  ③ 最小値、最大値からアドレスを作成(F3)
  ④ アドレスを使い合計を出す。(INDIRECT関数を活用)

ROW関数の活用③

▢ チェック欄の〇で挟まれた間の数値を合計する
  ① AB列をテーブル化  
  ② C列で〇の行番号を取得  
  ③ C列の最小-最大の数値の合計をF4に表示  

あまり知られていない TEXT関数が実務では大活躍する

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1.文字列結合の技

2.曜日を入れる技

3.数字を文字列形式に変更する技

IFS関数、SWITCH関数の違いとポイント

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1.IFS関数、SWITCH関数のイメージ

2.IFS関数、SWITCH関数の引数と考え方

3.IFS関数と、SWICH関数の違い
  ① IFS・・・複数のもの(セルや数式)を判定できるもの
  ② SWITCH・・・判定できるものは1つのもの(セルや数式)
  ③ IFS・・・「大きい」、「小さい」、「ではない」などで判定ができる
  ④ SWICH・・・「等しい」しか判定できない
  ⑤ どれにも該当しなかったら

Excel機能編

マウスの便利技 ①

▢ 右ボタンでセルの下をドラッグ
  右の図1がポップアップ。動作を選択

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▢ オートフィル オプションボタン
  フィルハンドルをドラッグすると、図2が表示。
  動作を選択

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▢ 右ボタンでフィルハンドルをドラッグ
  ① 右ボタンでフィルハンドルをドラッグすると、図3が表示。
    動作を選択 

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マウスの便利技 ②

▢ 連続データ(加算)(乗算)
  ① 2つの連続データをフィルハンドルでドラッグすると、図5が表示。
  ② 連続(加算)・・・等差数列
  ③ 連続(乗算)・・・等比数列

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マウスの便利技 ③

▢ 連続(乗算)で予測をする。
  ① 始点~終点までをフィル右ハンドルでドラッグすると
    図6が表示。

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  ② 連続データを選択すると、図7が表示。

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  ③ 乗算、データ予測を選択し「OK」ボタンを
    クリック図8が表示。
    グラフを表示すると予測曲線がわかる。

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マウスの便利技 ④

▢ ダブルクリックでカーソル移動
  ① 図9の様にセルの角をダブルクリックすると、その方向の
    先頭又は最終セルに飛ぶ。
  ② 表の枠外からCtrl+矢印キーでその表の一番近いセルに飛ぶ。

▢ マウスでデータの入れ替え
  ① 図10の様にセル範囲を選択し入替えしたい場所に
    ドラッグし、Shiftを押しながら離すと、データの入替えが
    できる。



▢ マウスでデータをクリア又は削除
  ① 図11の様にフィルハンドルを上にドラッグするとデータが
    クリアされる(書式は残る)
  ② フィルハンドルをCtrlを押しながらドラッグすると
    データを削除できる(書式も消える)

データ入力時の書式の引継ぎ条件

 Excelの表に入力するとき、上段に書式や計算式が設定してある場合に、それを引き継ぐ機能がありますが、実際には「引き継ぐ場合」と「引き継がない」場合があります。
そこで、その条件を下記に解説いたします。

下の条件2つを満たしたときに書式を引き継ぐ

セル内改行を消す

1.選択範囲のセル内改行を消す
  ① 検索と置換で消す(手入力で改行を入れた場合はこれでOK)
    検索文字列=Ctlr+J
    置換後の文字列=空白(何も入力しない)
  ② Clean関数で消す(VBAで改行を入れた場合は①では消せない場合がある)(vbCrLf)
    セルA1が対象の場合 ・・・Clean(A1) 

キー操作だけでオートフィルタ―を絞り込む秘儀

1.選択した名前で絞り込む
  ① 名前を選択(図1)
  ② 右クリック(図2)(又は図3のボタン)
  ③ E、Vを押す。

  または・・・
  ① 名前を選択
  ② Shift+F10 (右クリックと同じ)
  ③ E、Vを押す

2.オートフィルターの全解除
  ① Ctrl+Shift+L
3.オートフィルターの一部解除
  ① Alt+↓
  ② E

セルのモードを理解すればイライラは解消する

1.セルのモードは4つある。()内はセルの状態 (図1)
  ① 準備準備完了(閉じている)
    矢印キーを押すと、セルが移動
  ② 入力(開いている)
    矢印キーを押すと、そのセルを閉じてセルを移動
  ③ 編集(開いている)
    矢印キーを押すと、セル内を移動
  ④ 参照(開いている)
    矢印キーを押すと、参照しているセル移動して
    アドレスが変わる。

2.F2キーでイライラ解消 (図2)
  ① <例>
    データの入力規則でセル範囲を設定時などで、
   数式を編集したい時など、F2キーで「入力モード」と
   「編集モード」の切り替えができる。

Excelの隠れた便利機能。選択オプション

重複データの削除

1.表の中の任意の場所にカーソルを置く(表1)
2.「データ」ー「重複の削除」を選択(図1)
3.「重複の削除」ダイアログが表示される(図2)
4.「すべて選択」「OK」で重複データが削除される

オートフィルターのウルトラテクニック

オートフィルターは、2つ以上設定する場合(表1のAMとPM等)全てANDとなる。
これは、オートフィルターの仕様でありORの設定はできない。
そこで下のテクニックが必要となる。

意外と知らない検索テクニック

「検索と置換」は「オプション」があり意外と知られていない機能がある。
そこで、それを下記に紹介する。

1.「検索と置換」はCtel+Fで開く
2.「検索と置換」が開いたら、「オプション」を押下
3.「書式」を押下で「書式の検索」ダイアログが開く
   ※ 「セルの書式設定」ダイアログとほぼ同様のもの。
4.開いたら、その中の項目を指定することにより検索ができる。
5.どれを選べばよいかわからない場合は、「セルから書式を
  選択」を選ぶ。(図1)

名前定義 文字列・数値・数式に名前をつける ①

▢ 名前をつけられるもの
  ① セルやセル範囲 2. 文字列や数値 3. 数式
▢ ブックレベルをシートレベル
  ① ブックレベル
    ブック内の全シートで使用可能 (名前ボックスで名前を付けるとブックレベルとなる)
  ② シートレベル
    特定のシートのみ(シートレベルをつける場合は「名前の管理」を使用)

1.文字や数値に名前を付ける
  ① <例>名前=定数 数値=2 を定義する(図1)
        ・文字列に名前を付ける場合も同様

名前定義 文字列・数値・数式に名前をつける ②

2.計算式に名前を付ける
 ① A列のデータで、D2:E4のテーブルを検索しB列に
   その地域名を表示する。
 ② D2:E4は地域というテーブルを設定
 ③ B3にVlookUpの計算式を入れる
 ④ 名前編集を開き名前を付ける(名前=計算)
 ⑤ B3の計算式をコピーし参照範囲にペーストする。
 ⑥ OKで閉じる。
 ⑦ B3に「=計算」と入力すると「東京」が表示される。
 ⑧ B3をB4:B8までコピーし完了

What-If分析(ゴールシーク)の使い方

▢ 問題 営業利益を 1,150 → 1,500 にするために数量をいくらにすればよいか?

▢ 回答 数量が13,043の時に営業利益が1500 になる。

What-If分析(データテーブル)の使い方

問題 「数量」と「広告宣伝費」を変化させた場合に「利益率」がどうなるか?